ICHORA  国内縫製・ファクトリーブランド 一張羅 Official Website

By Tiger

 
2017.10.31
COLUMN_Tiger

珍客

四ヵ月振りとなる秋田工場
見渡す限り緑のジュウタンが続いていた6月から
黄金色に色を変えた稲穂もほとんどが刈り取られ
すっかり秋めいた大舘でした
朝晩は零度近くまで冷え込み、暖房を入れる程の寒さです

今回の秋田出張の同行者はChris Logiudice
ICHORAのモデルさんです
彼はモデルでもありますが、同時に自身のブランドを持つ
デザイナー兼オーナーで、ズームのクライアントでもあります
同行の目的は自分の商品がどのような環境で、どのようにして生産されているのか
自分の目で確かめ、その過程をユーザーに発信するためです
どこの国の素材を使い
誰がデザインをし
どこでどのように縫われ
誰が検品をしてお客様の手元にあるものなのか
全ての情報を提供して、安心安全、納得してお買い上げ頂く
これからの商業の在り方として洋服に限らず、この姿勢は必要で大切なことですね

仕事の邪魔にならないように、隠れるように静かにビデオを回すクリス

「サンクス・タイム」

約1年程前からやってます秋田工場の朝礼での1タイムです
それまでの朝礼は
「得意先より○○の件でクレームがありました」
「今日の出荷が間に合いません」
「ミスをしてしまいました、すみません、気を付けます」……等々
マイナス的な言葉ばかりが多く、
朝から下向きな気持ちで終わることが多い朝礼でした
なんとか明るく元気にスタートできる朝礼にしたいと思い
「サンクスタイム」を提案しました

工場全員が当番で朝礼の司会をやるのですが、その時一言 誰にでも、なんにでも良いと言うことで
「感謝の気持ち、ありがとうの一言」を言うことでスタートしました
当初は人前で話すことが苦手な人も多いためブーイングもチラホラ出ましたが
今では「この一言」の為に、作文のような長い文章を書いてくる人もいます
変わりました

人当たりが良くなり工場の雰囲気が穏やかで明るくなりました
言わなくても分かることもありますが、口に出して言わないと
分からないことのほうが圧倒的に多いんです
分かってくれている、気付いてくれている、
この気持ちは仕事のモチベーションを上げるには大切なことです

些細なことでも「ありがとう!」と言われれば嬉しいし
嬉しがっている人を見て隣のひとも又嬉しい!
そして、どんな話題であっても最後に拍手で終わります
良いスタートがきれるようなりました
発案者として、これからも長く続けて欲しいと思います

カルフォルニア生まれのクリスに日本の美しい四季のひとつ
紅葉を案内しました

帰京した矢先、オレンジ色のマイ手帳紛失騒動で秋田を巻き込んでしてしまい
反省しきりの“黒革の手帖” 武井咲の大ファンのTIGER

2017.9.30
COLUMN_Tiger

Congratulations!

9月23日
大安祝日にアトリエパスさんの三件目のお店がオープンしました
今度のお店は、東京の住みたい町ランキング1位の吉祥寺です

手作り感一杯の店内に
風合いや味わいを大切に作り出されたナチュラルな大人服が
吉祥寺というロケーションに溶け込んで、とても居心地の良いお店でした

今、ファション業界はオンラインショップに力を入れるアパレルが多い中
パスさんのリアルにこだわり、リアルな物作りを貫き通す姿勢は
とても共感出来ます

ネットでは伝わらない温もりだったり、肌触りだったり、
風合いだったりを大切に
増々、ファンの輪を広げていただきたい

43年前、隣町の西荻窪に住んでジョウジを庭にしていたTIGER

2017.8.31
COLUMN_Tiger

人手不足

日本中が人手不足で悲鳴を上げているようです
先日、35年振り位になるでしょうか、ハローワークに求人募集の
申込みに行って来ました
35年前と言うとズーム設立当時で、あの頃ハローワークと言う呼び名はなく
“職業安定所”、通称“職安”と呼ばれてました
当時の職安と言えば、バブル期に入る少し前の就職氷河期と言われていた時期で
いつ行っても人でごった返していて、求職者の受付で列ができていました

そんな状況を想像して行ったのですが
実際の所内はこんなものでした・・・・・、

冷静に考えると今の人手不足からして、35年前と同じ状況である訳は
ないわけですが、あまりにも人がいない
金曜日の午後なのに職を求めて出向く人がいないのです
現実を目のあたりにして、改めて今の人手不足を実感しました

くしくも、今日のニュースで有効求人倍率が1.52と言う43年振りの
高水準を記録したと発表がありました
まさに、今の人手不足を裏付ける結果となり最悪の高水準です

こんな話をされていた方がいました

「新しい事業なり、独立を考えた場合、今まではまず会社を起こしてから
人材の手当をすればよかったが、今は人材を確保してから会社を起こさないと
怖くて始めれない」
と切羽詰まったリアルな話です

しかし動き出している我々には待ったなしの切実な問題です
企業の存続にも関わる問題です
今までがそうであったように経済の動向で求人倍率が逆転し
買い手市場優位の時代がまた来る、そんな簡単な話ではないであろう
なぜなら景気の良い、悪いの問題にも増して高齢化、人口減少と言う
歯止めのきかない重大な問題があるからである

「人手不足」、解決の糸口は今のところ見つからない
今、やれることは
得意先の信頼を得ること
働く者にとっていい会社になること
考えるより行動すること
基本中の基本ですが、まずは出来ることに努力を惜しまないこと

「人手不足には体力!」と最近またジョキングを始めたTIGER

2017.7.31
COLUMN_Tiger

ヘリコバクターピロリ

年齢を重ねると体の不調が、あちこち出て来ます
先日も胃の調子が良くなくて、普段は病院に行くことを
極力、避けて通るわたくしですが、調子の悪さにやむなく病院へ
胃カメラを飲む羽目になりました

結果は大量のピロリ菌(正式名はヘリコバクターピロリ菌)が見つかりました
ほとんどが幼児期に感染するらしく、、、
となると60年以上私の腹に
潜伏していたことになるわけですから、何とも恐ろしいやら
今まで気が付なかった自分の鈍さにあんぐりです

“ピロリ”何とも可愛いらしい名前ですが、その実態は大変怖い奴らしく
胃潰瘍、胃ポリープ、胃がんの発生に強く関与し、胃がんになる
確率は通常の20~30倍になるらしい!

そんな怖い話を丁寧、親切に先生から受け、いざ除菌療法へ!

朝晩薬を飲み続けること7日間
今までの胃の具合の悪さなんて“ヘェ”でもないと思う位
ムカムカ、食欲不振、倦怠感、絶不調の7日間を我慢しました
きっと、60年間住み慣れた我が腹を、追い出されまいと
マイピロリが暴れていたんでしょうか

さらに3週間後、検査結果が出ました
基準値0~2.5の内、測定値0.8、クリアしました
ですが、「なんも、変わんない?」これが自己診断、
まぁ、考えてみれば60年間以上、滞在していても自覚症状なしの鈍さですから
居なくなってもわからないですよね

これで胃がんになる確率が通常の20~30倍だったのが
20~30分の1に確率が下がった訳ですから「ヨシャ!」です

健康に日々、勤しんでいる皆さん、まだピロリを大事に保有されている皆さん
健康な内にピロリ退治をしましょう(お医者さんの受け売りですが……)

これで夏バテ無しと思い込んでいるTIGER

2017.6.30
COLUMN_Tiger

前人未到

中学生棋士の快進撃が続いている
前人未到の29連勝、凄い!

この快進撃の要因はどこにあるのか
そう自身に問いたところで私のような凡人の頭では
推し量ることさえ難問なことです
「何十手も先を読んで、今の一手を打つ」このこと自体
夢の中で夢を語るに等しく、まだ10年後の自分を予測する方が
はるかに簡単に思えるほど難しいことです

彼のプロフィールによると、二歳の頃から将棋を始め将棋教室に通い
詰将棋で基礎をしっかり学んだそうです、そういった基礎に裏付けされた
実力はあったとしても、それだけではここまで連勝記録を延ばすことは
難しいことでしょう

たぶん一番の要因は彼の若さにあると私は思う
将棋は、先を読む、相手の裏をかく、心理戦、どれも経験値が有利な世界だと
思うのですが、その百戦錬磨の高段者の経験の量にも増して
若い柔軟性が勝っているということではないでしょうか
常識にとらわれない自由な発想、思いつき、直感、ひらめきが長けているのだと思います

このことはビジネスの世界でも大切なことです
今までの慣習やマニュアルを意識するあまり
かえってミスを引き起こしたり、経験ばかりに頼り過ぎて新鮮味のない無難な結果に
終わってしまうことは多々あることです
細かいことばかりに気を取られ、全体を見渡せない
いわゆる「木を見て、森を見ず」状態になってしまう
目先の事ばかりではなく、何手か先を読むことを学ばなくては

彼はこの先どれだけ連勝記録を延ばすのだろうか
大いに期待をし、応援したい
近い将来、必ず人工知能との対局も行われるであろう
名人達がことごとく苦敗してきた挑戦にひらめきを武器に是非勝ってほしい
そして更なる前人未到の領域に踏み込んでほしい

将棋は”やまくずし”が得意なTIGER

2017.5.31
COLUMN_Tiger

シニア インターン

五月晴れの澄みきった空に眩しい、真っ赤なジューンベリーが
今年はたくさんの実を付けました
ほとんどが野鳥の餌となり、あっと言う間に食べつくされてしまいましたが
野鳥の都会戻りに一役かえたかなと一人納得しています
その内、ズームガーデンでいろんな鳥が見れるかもしれない
都会のオアシスになるかもしれない

人混みや並ぶと言うことが大の苦手の私は、何処へ行っても人でごった返してる
五月の連休は家でのんびり過ごすことがここ数年の恒例となっており、
今年も「なーんもすることがない数日」を楽しみました

休み前、数本のビデオを借りて見てたのですが
その中に、ちょつと心に残る一本があったので話したいと思います
映画のタイトルは「マイ インターン」、2015年に上映された映画なので
既に見た方もおられると思いますが、ざっくり言うとこうです

我々と同じアパレル業界が舞台で、
たった一人で始めたアパレル通販サイトを一年半で216名の社員を
雇用するまでに成功、若くしてCEOとなった女性(アン・ハサウェイ)が
主人公、しかしあまりにも急激な成長を遂げたため、仕事でもプライベートでも
悩みは尽きない、そんな中、社会貢献活動の一環から数名のシニア インターンを
応募することになり70歳の新人(ロバート・デ・ニーロ)が採用される
社長直属のインターンになるが煙たがられて仕事も与えられない
しかしここからが凄い
キャリアに裏打ちされた洞察力、
人生経験の豊富さから生まれる包容力、
説得力ある一言一言でこの若い会社に溶け込んでいくのである

温故知新
身だしなみの大切さ
気配りの大切さ
チームで戦うことの大切さ
余裕、ゆとりを持つ事の大切さ
自信を持つ事

どれも会社運営に不可欠なことですが少しずつ薄れているのも事実で、
改めて気付される映画でした
まだ見てないという方、是非一度見てみては……。

最後には「困った時、頼れる人」「あなたがいると落ち着く」とまで
社長に言われるのですが、憧れますね、シニアの鏡です
これから日本の会社も益々、シニアの活躍する場が増えそうです
デ・ニーロみたいな気の利いた一言、言いたいものですね

ロバート・デ・ニーロに憧れるTIGER

2017.4.28
COLUMN_Tiger

通信簿

この2月、ズームは法人になって36回目の決算を終えた
そして申告締切の4月である

決算の結果は言わば通信簿のようなもの、1年間の成果が数字になって
表され経営者にとって能力の有無が問われる何とも憂鬱な2ヶ月間である

通信簿の成績が良かった時、最悪の時、幾度も繰り返しながら今がありますが
総合評価としては及第点スレスレ、なんとか進級!して来たと言うのが
正直な実感です
及第点は貰えるけどぶっちぎりの合格点は出ない……私の弱点のひとつです

子育てでよく言われることですが、全ての教科をオール3取る子ではなく
オール1の中にひとつだけ5があるような子
社会人でも常識的で平均的な人より、型破りでユニークな発想をする人の方が
現代社会で成功する確率が高い……これも私に欠けてるひとつです

「存続することに意味がある」と言う言葉通り、社会的責任の上からも
存続させることは大切なことです、36年間存続させたと言う自負はあります
ただ願わくば、もう少し私に前述したような能力があったなら
ズームはもっと飛躍できたはず、そう思わずにはいられません

この思いは次世代に期待しょう
混沌とした世の中、容易ではないかもしれないが
新鮮なアイデアと想像力、常識を打ち破る行動力で
更なる飛躍を目指してほしい

屋上で咲き誇るズームガーデンの花達、切り花にして
ショップICHORAのお客様の目も楽しませてます

明治生まれのアンティークミシンとこでまりでレトロ感たっぷりに
お祝いに頂いた蘭、今年も見事に咲きました、ゴージャスに

通信簿が苦手なTIGER

2017.3.31
COLUMN_Tiger

一年

明日から四月だというのに、今年はまだこの寒さ、
東京は桜の開花発表があったものの、一向に咲く気配がありませんね

昨年の3月30日、ICHORA shop open に合わせるかのように
満開の花を咲かせたズームのしだれ桜も御覧のようにまだ1分~2分咲き、
今年はのんびりしています

お陰様でICHORA shop、満一歳の誕生日を迎えることが出来ました
一年前、多くの皆さんから頂いたお祝いと激励のお言葉
本当にありがとうございました

製造業から小売業、なんの知識も経験もなく無謀ともいえる挑戦は案の定
苦戦、苦戦の連続で、様々なギャップとの葛藤でした
自分達の思い描く理想と現実とのギャップ
作り出す商品と買い求めるお客様とのギャップ
本音と建前
想定内と想定外




多くの事を学び、多くの課題を突き付けられた一年でした
これからそのギャップをどう埋め、どう修正していくのか
正しい分析と的確な判断で2年目のステージに上りたい

もう一つソフト面で学んだこと
それは「熱」を持つ事、熱くなることだ
接客でも店作りでもカッコよくスマートにやろうとすればするほど
冷たく無機質になりがちで心が遠のく様に感じます
今までの常識や普通に縛られず少々バタ臭くなっても
気持ちを大切に、熱く語り、熱く接したい!

ズームガーデンの植物達も春の芽吹きが一斉に始まりました
素晴らしいですね
どんなに過酷な一年を過ごした草木でも春になると
ちゃんと新しい芽をつけるのですから。

満開の桜が待ちきれないTIGERより

2017.2.28
COLUMN_Tiger

時代遅れ?

全面ガラス張りに真新しい白木作りの建物
煌々と照らし出す店内は、明るくて綺麗なひときわ目立つ店がオープンした
最近、近くに出来たパン屋さんである

焼き立てパンの美味しそうな香りに誘われて店内へ
近頃よく見かける、買い求めたパンをその場で食べることの出来るスタイルで
イスとテーブルがいくつか置いてある、今時のパン屋である

沢山ある種類に迷いながらも2個選んでレジへ
レジの前に立って私の目に飛び込んできたのは
自動販売機ほども有りそうなタバコのショウケースでした

そうです
この新しく出来たパン屋さんではパンと一緒にタバコも売っているのです

愕然とするのは私だけなのでしょうか
売れれば何でもいいのでしょうか
便利ならいいのでしょうか

このパン屋さんの手提げ袋には
A good day starts with bread
Essential food for a healthy life style・・・・・・
と書いてあります、手作りパン、健康志向、ナチュラルな店つくり、
このコンセプトが本物なら一緒にタバコを売るのはおかしい
そう思う私は時代遅れなのでしょうか

今、低迷するファション業界は何でも有りから
「こだわり抜く」「絞り込む」「特化する」「狭い専門性」をキーワードに
物心両面で如何にオリジナルを打ち出せるかが
生き残りのカギを握ると言われている

ICHORAもショップオープンから間もなく一年が経ちます
小売業の難しさ、オリジナルの必要性を強く体感しています
お客様は何に感動し、何を求め、何で喜んで貰えるのか
売る側の理屈になっていないだろうか

冒頭のパン屋さんの話はたわいない出来事のひとつです
私のように思う人は少ないかもしれない
でもその少数派を満足させることに先がある様に思います

今月のアート探訪

やっと、北斎美術館に行って来ました、
我が家から一番近い美術館で徒歩1分です
江戸時代の人には珍しく、90歳まで生きたそうです
北斎の蝋人形、あまりのリアルさにびっくりしますよ

2017.1.31
COLUMN_Tiger

出会い

人は一生涯でどの位の人と出会うものか考えたことはありますか

人生80年としてこんな説があるそうです

何らかの接点を持つ人    30000人
同じ学校や職場、近所の人   3000人
親しく会話を持つ人      300人
友人と呼べる人         30人
親友と呼べる人         3人

もちろん人それぞれの性格や環境、ライフワークによってもこの数字の 振り幅は随分違うとは思うのだけれど興味深い数字ではありませんか
きっと年を重ねるごとに出会いの数字は低くなるのだろうけど
まだまだ私にも、これから出来る友人は沢山いると言うことです
80歳の自分まで、親しく話せる人が後50人、友人が5人出来る計算です
もしかしたらその中から親友と呼べる人が現れるかもしれない
そう思うと嬉しくて楽しくなりませんか
人生80年でも100年でも、皆さんそれぞれの思う残りの人生で
後、何人位の出会いがあるのか出してみてはいかがでしょうか
きっと出会いの多さにびっくりするはずです

もちろん出会いの数だけで人生が豊になる訳ではありません
出会った後の付き合い方、中身が大事な訳で、それは努力だと思います
運よく出会えた近くにいる人達を大切に日々過ごしていきたい

今年も始まったばかりです
今年はどんな人達との出会いがあるのでしょう
楽しみに一年を過ごしたいと思います
どうぞよろしくお願いいたします

恒例一月の書道展行って来ました
年の我流ベストスリーです

「 林 道 」

「 炎 上 」

「 命に〇?つけないで 」

2016.12.28
COLUMN_Tiger

京都2

京都には2000ヶ所以上あると言われる神社、仏閣の数
その内、今回の旅で見て廻れたのは9か所、いずれも誰もが知っている
メジャーなところばかりとなりましたが2泊3日の旅では致し方ありません
見たい所は、まだまだ沢山ありましたが次回のお楽しみです

移動はバスとタクシー、後はひたすら歩くことでしたが、その移動中に
目に付いたのが骨董屋さん
京都という土地柄当然といえば当然ですが多くの骨董屋さんを見つけました

永観堂前の小さな骨董屋さん、こんなレアな掘り出し物見つけました!

いいでしょう!
お多福顔がいいでしょう
台座の「招福」、このレトロ感がたまりません
しかも@1500円です!
骨董品のいいところです、興味がない人にはガラクタであっても
好きな人には金額に変えられない宝物になりますね

実はわたくし、数年前から招き猫を集めているのですが
こんな顔をした猫に会うのは初めてです
ついでに、今まで集めた猫達がこれです

こだわりは張り子の招き猫ではなく陶磁器ってとこかな
壊れぬようタオルと洋服でぐるぐる巻きにして持ち帰り
家に着くなり我がコレクションに仲間入りさせました
この中には数万円とゆう猫もいるのですが
@1500円のお多福も半端ない存在感で負けていません(笑)

さて今年も残すところ3日となりました
66歳の私にとっては「ジャネーの法則」を裏付けるかのように
「あっ」とゆう間の一年でした
来年はまた一つ歳を喰って、法則通り更に「あっ」も言わぬスピードで
終わってしまうのでしょうか

このコラムを毎回楽しみに見て下さる方、たまぁにしか見ねーよと言う方
本当にありがとうございました、来年も宜しくお願い致します

最後にもう一度、お多福を見て頂き福いっぱいの
良い年をお迎えください

2016.11.30
COLUMN_Tiger

京都

一時の骨休めに晩秋の京都へ紅葉を見に行って来ました
見どころの時期を少し過ぎていたので「いかがなものかな?」と
不安に思いながらの京都インでしたが
まだまだ素晴らしい紅葉を見ることが出来ました

実は京都は初めてでした

東京在住の英国人に初めて京都に行くと話したら
「日本人なのに信じられない!」と驚かれましたが
その驚きの意味がわかりました
京都全体がおびただしい程の国宝で出来ているという印象で
その歴史と貴重な文化遺産を見ずして「日本人じゃないでしょう」と言う
日本の良さを十分に理解している彼からすると
当然の驚きかもしれません

短い時間でしたのでほんの一部しか見ることができませんでしたが
どれもこれもそのスケールの大きさに息をのむばかりでした

「そうだ、 京都へ行こう!」
このコピーが当分頭から離れなさそうです!!

2016.10.31
COLUMN_Tiger

平和ボケ

世界報道写真展2016に行って来ました

私が今まで見てきた写真展は、日常の何気ない一瞬を題材に
綺麗さや、面白さ、意外性だったりをアートとして写し出す写真が
ほとんどでしたが報道写真だけを集めた写真展は初めてでした

日頃、平和ボケした日本で何の不自由もなく、淡々とやり過ごしている
自分には衝撃的な写真の数々でした

報道写真なので当然ですが取り上げられる被写体は、
難民、テロ、暴力、破壊、といった反人道的、反社会的なものが圧倒的に多く
それらの事件は日々流される映像でニュースとして見ているはずでした
でもそれはニュースの中だけの世界で、ただ見ていただけなのだろう

報道写真の凄さはそこにあると思う
流れていく映像にはない迫力と訴求力が違う
悲しみや、不安、怒り、被写体の内面までもが写し出された写真に
心揺さぶられるのは当然のことですが、「真実を写す」とゆう言葉通り
写真家の熱と覚悟を感じるから人々は感動するのだと思う

やりきれない気持ちになります
毎日贅沢な食事をしては肥満を気にし、
ちょっと暑いと言えば、ガンガン冷房を効かして風邪を引き、
少し流行遅れになれば新品同様の服でも躊躇なく捨て、
ぐっすり寝れる暖かい寝床がある、これが当たり前の平和ボケした日本、
でも世界は違う、今日食べるものもなく、着るものもない、寝るところもない、
自分の国さえない、いつ殺されるかわからない死と背中合わせの毎日、
同じ地球に住み同じ人間なのに かと言ってどうすることも出来ない

出来ることは無関心でいないことだ
ニュースや報道写真を見て心をつまらせ傷めることだ

今回の報道写真展は世界で今何が起きているのか、
考えるきっかけになりました、次回も必ず行きたいと思います。

続いて同時開催の杉本博司のロスト・ヒューマン展も見て来ました

33のシナリオが有りその全てが
「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」から始まり
世界の終わりを告げるインスタレーション
いつまでも平和な世界は続かないよ!という予言でしょうか



2016.9.30
COLUMN_Tiger

木跡

ズームガーデンのシンボルツリー、トックリランに
とんでもない異変が起きました!

私と共に生きて四十数年、初めて花を咲かせました

初めはこんな感じで「なんだこれは!病気かな?」と思いつつ
即、ネットで検索、めちゃくちゃ珍しい花と知りました

3日目
7日目
10日目
20日目

調べによると鉢植えの木ではほとんど花を咲かせることはなく
温暖な地方で自生している木が数十年に一度、花を咲かせるらしく
その周期は30年とも40年とも言われているそうです
あまりの珍しさに新聞に載ったことが書いてありました

凄いですね、レアですね、奇跡ですね!
全体の姿はこんな感じ、自分の背丈と同じ位の高さまで伸びてきました
「花の命は短くて…」とゆう言葉が似合わない位地味ですが
その分、台風の風雨にも負けずもう1ヶ月も咲いています

今度はいつ咲くだろう
また30年後、40年後先とすると私に二度目はないなと
少し寂しい気持ちもしますが、僅か20cm足らずの鉢植えの木が奇跡を
起こしたことに万歳!万歳!!ですね

花言葉は“多くの才能”だそうです
何かいいことがありますかね
見てくれた皆さんにもいいことがありますように。

9月のアート探訪

人気上昇中のウルトラ(珍奇)植物と器のコラボへ行って来ました
俺以外にも植物バカがたくさんいること認識!

続いて東京都美術館、開館90周年記念展へ

偶然にも今月はコラム、アート探訪とも植物つながりになりました、ではまた。



2016.8.31
COLUMN_Tiger

OLYMPIC

スポーツ大好き人間の私にとって今年の8月は最高の夏になりました
そう、4年に一度しかないオリンピックです
リオとは12時間の時差の為、放映される全ての競技をリアルタイムで
観ることは難しかったですが相当エキサイティングに
オリンピックを楽しむことが出来ました
どの競技も人間の限界まで挑む姿は素晴らしく
感動の連続でした

とりわけ一番エキサイトしたのが卓球です
今まであまり興味がなく真剣に観ることがなかったのですが
引き込まれました! 面白い、実に面白い!!
卓越したテクニックとスピード感、ハラハラドキドキのスリル、
頭を使った攻防の駆け引きに心理作戦
2.74×1.525の小さな台ですが繰り広げられる戦いは
スポーツの醍醐味を全て凝縮したような競技です

残念ながら今回は男女とも、金メダルには一歩届きませんでしたが
4年後の東京オリンピックでは打倒中国を目標に一矢報いてほしい

もう一つ印象に残ったのが女子レスリング
4連覇のかかった二人の挑戦でしたが明暗を分ける結果になってしまいました
「取り返しのつかないことをしてしまった」
号泣しながら答えた吉田沙保里選手のこの言葉に彼女の抱えていた
責任の重さ、プレッシャーの大きさを知った
日本人の悪いところだと思う、
過度な期待をし過ぎるしマスコミもそれを仰ぐのが良くない、
選手にはもっと自由に、伸びやかに戦ってほしい
4年後は自国開催、選手一人一人が持っている力を十二分に
発揮できる環境であることを望みたい

しかしながら吉田選手には、日本の為ではなく
本人の為に金メダルを取ってほしかったと思う。

番外

開会式
何を観ても感動の連続だったリオオリンピックでしたがただひとつ
がっかりしたのは日本選手団のユニホームです
一言でいって「ダサい」
開会式で着るユニホームはその国のセンスが問われるもの、
なぜ毎回毎回、国境色でなければならないのか
「52年前の東京オリンピックの使い回し?」と陰口を叩かれても仕方がない
デザイン的にもセンタープレスのパンツにシューズに掛かる丈、
どれを取ってもダサい
伝統や無難さばかりを重んじるのではなくユニホームでも戦うスピリットを感じたい
もっと若々しく、着る選手たちの気持ちが高揚するようなユニホームでありたい
日本には世界で活躍するデザイナーがたくさんいます
4年後には是非「旬のデザイナー」に任せて、ユニホームでも世界を
「あっ」と言わせてほしい
ちなみにリオの私の一番はパンツをダメージジーンズにしたポルトガル、
今の時代とセンスの良さを感じます

閉会式

[ S E E Y O U I N T O K Y O ]
このプレゼンは「カッコいい」の一言!
4年後の東京オリンピックはどんな仕掛で迎えてくれるのだろうと期待と希望に
ワクワクドキドキの演出であった
音楽、ダンス、構成とも、今を代表するアーチストが手掛けたそうで納得の演出
日本は観光立国を目指す国、あの位のエンターテインメントで
「おもてなし」するのは当たり前であろう

とにもかくにも17日間のリオオリンピックは終わってしまった
日本のメダル数が史上最多の41個、大活躍でした
選手の皆さんお疲れ様、そしてありがとう!

4年後、自国開催になる東京オリンピックが本当に楽しみで待ち遠しい!!



2016.7.31
COLUMN_Tiger

元気

関東地方もようやく梅雨明け、これからが本格的な暑さ到来です
暑中御見舞い申し上げます。

先日、恒例になっている山本寛斎さん指揮いる
「日本元気プロジェクト スーパーエネルギー」のリハーサルを見る
機会を得、行ってきました
人間のエネルギーとファションの力で日本を元気にしよう!とゆう熱き思いに
国籍や人種、性別、年齢、プロアマを問わず集まった、500名を超えるキャストの
エネルギーが爆発するエンターテイメントショーでした

寛斎さんと私の出会いは(私だけの勝手な一方通行ですが…笑)
45年前に遡ります、私がまだデザイン学校の学生だった頃、寛斎さんは既に
ファション界で活躍されており、当時私の中のスーパースターであった
デビット ボウイの衣装を手掛けたデザイナーとして忘れえぬ存在になりました

また、日本の男で初めて赤いパンツを履いて歩いたのは寛斎さんらしい
とゆう都市伝説は学生の間では有名な話でした

45年ぶりに拝見する寛斎さん、御年72歳だそうで
当時、大人と子供ほどの歳の差を感じていましたが
私とは僅か6つしか違わなかったことにはびっくりしました
この日の出で立ちは赤いパンツどころかシャツも上着もスニーカーも全身真っ赤!
エネルギー全開で陣頭指揮をする姿は実に元気!そして若い!
リハーサルにもかかわらず感動のあまり声を詰まらせる熱血漢は若い証でしょう。

EXILE USAのダンス
世界的アーチストのAyabambi
女性太鼓グループ「炎太鼓」等々、どれも素晴らしいパホーマンスでしたが
私の一番は何と言っても「サプール」でしょう!(2015/ 2/ 20コラム記)
アフリカ コンゴ共和国からこのプロジェクトのために来日したのです
超ド派手なファション、あの独特なステップ、どや顔でとるポーズ
直に見た彼らはやっぱりカッコよくてヒーローでした

これでもかと言わんばかりのエネルギーを浴び 「人間、元気でなきゃいかん!」と叩き込まれた1日でした

ありがとう  寛斎さん

さてこれから夏本番です
とりあえずこの夏に負けないよう元気に気合いを入れて乗り切りましょうか!

7月のアート探訪
夏の定番
妖怪と幽霊だらけの大妖怪展見てきました
江戸東京博物館
8月28日(日)迄



2016.6.30
COLUMN_Tiger

心地良い店

「接客をしない販売」体感してきました
今春、東京青山にオープンしたUAのセレクトショップです
購入を促すための声掛けや説明を排除し
お客がいかに心地よい時間を過ごせるかを徹底的に追求した
今までの業態とは真逆の手法でファッションに取り組もうとしているお店です

世の中にはモノが溢れ、なんでも手に入る今
行き着くところは、”人の力、心”ということでしょうか
人選の基準はスキルや経験ではなく
”好感度””雰囲気のある人”だそうです

一歩店内に入ると
どこのお店でも、まず最初に飛び込んでくるマニュアル通りの
「いらっしゃいませ」のご挨拶
これは、どこからも聞こえません
ゆったりと置かれた商品を見て廻り、手に取ってみても
近寄ってくる販売員は一人もいません

繊研新聞のアンケート調査で
”8割の人が服屋で店員に話しかけて欲しくない”
という結果が出ているそうで、この結果をふまえると
当然のスタンスと言えるでしょう

店内を見て廻りながら気付いたのは、お客とスタッフの区別が
ほとんどつかないということです
服装も立ち振る舞いも、空気に溶け込んでいて邪魔にならないのです
時折すれ違う人から、ほど良い音の高さで
「こんにちは」と挨拶をされ
初めて「あぁ、この人はスタッフなんだ」と気付く程です
煩わしさが無く、ゆっくり商品を見て廻れる
まさしく居心地の良いお店”ドンピシャ”です

オープンしてわずか2カ月
この居心地の良さはますます進化していくであろう
どう進化していくのか、どんなサービスを提供してくれるのか興味深々です

皆さんも是非一度
心地良い店とは、どんなものか体感してみてはいかがでしょう

新米ICHORAにとっても、素晴らしいお手本です
お客にとって”いい店”とは”心地良い店”とは
自らに常に問い掛け、進化していきたい

6月のアート訪問

陶芸家、書道家、料理家、美食家
様々な顔を持つ北大路魯山人の美術展
「自分の作る料理は自分の作った器に盛り付ける」
まさに究極の選択、全てが私の好きなジャンルです



2016.5.30
COLUMN_Tiger

完成度

先日、2016秋冬STAGE5の撮影を終えました。
ショップオープンと重なり一か月遅れの撮影です。
数か月前から企画がスタートし、素材選び、パターン、試作、修正、試作と繰り返し、
ようやくこの日を迎えるわけですが、「良し!」と思われたサンプル達も、
モデルを通して客観的に見るとああすればよかった、
こうすれば良かったとチェック項目の多いこと・・・・・。

これは今回に限らず毎シーズンのことで、出来上がったサンプルを見て落ち込むことも
少なくないのですが、ここからどれだけ完成度の高い商品を作り上げるかが大切になってきます。
供給過剰気味のファッション市場において、この完成度の高さこそが生き残りのバロメーターだと思っています。

撮影が終わると全てが完了した雰囲気と気分に一瞬なるのですが、
お店に並ぶまではまだ5割消化の段階。
量産に向けての準備と商品の完成度を高める為の仕事がまだまだ続きます。

今回のコレクションの中から、一足早くこだわりの1点を御紹介しましょう。
1月のコラムで取り上げたアートから「パッチワークアイテムの想像が広がる」と賞賛した
パネル壁画を、こんなICHORAの洋服に落としてみました。

古着のミリタリーパンツ4本を潰しリメイク。
微妙な色変化を再現し、切り替えを全て曲線のアシメトリーでパッチワークしました。
アーミーパンツ、カモフラージュ、カーキ色といった戦争をイメージする素材を使いながら、
後身に平和のシンボル、ピースマークをパッチワーク。
メッセージ性の強い1着に仕上げました。

詳しくは、秋冬コレクションのアップ(7月予定)までお楽しみに。

5月のアート探訪
日本のファッション界の先駆者であり
世界のトップデザイナーの歩み。
会場にプリーツマシンを持ち込みプリーツの
出来るまでを実演していました。
洋服の基本、デザインの基本とはなにかを
発見できるような展示会。
6月13日まで、国立新美術館
絵画、彫刻、工芸と各ジャンルが一堂に集り、
作品の多さにまずびっくり。
こんなにも芸術を愛する人がいることにびっくり。
6月6日まで 国立新美術館



2016.4.30
COLUMN_Tiger

一言物申す

今年ももうすぐ楽しみにしていたつつじの花じゅうたんが見えるはずでした。
この見事なつつじの花は昨年の5月にHPにアップしたものですが、それが今年はこの有様です。
京葉道路の拡張工事とやらでいたるところが破壊されています。
おそらく昭和初期に建てられたと思われる大変趣のある雑居ビルも取り壊しが始まりました。
両国という下町風情が色濃く残る小さなお店が次々と取り壊しが予定されています。
土用のウナギの日ともなれば行列が出来る、持ち帰り専門のうなぎ屋さん。
老夫婦できりもりする古いおそば屋さん。
相撲関係者のよく集まる酒と料理の旨い居酒屋さん。
我が家の食卓にも時々のる馬刺しの旨い馬肉屋さん。
すでに店を閉めてしまったたばこ屋さんとクリーニング屋さん・・・などなど・・・

ズームの周囲数百メートルの範囲でさえたくさんの取り壊し、
あるいは縮小を余儀なくされようとしています。
それが京葉道路数キロとなれば数えきれない人達が行政の無計画な発案の犠牲者なのです。
(あえて無計画なというのは、拡張工事の準備が始まった建物から一本道をはさんだ対面には
 計画すら明らかになっていないという事実からです)

そもそも、なんでこれ以上の拡張工事が必要なのか! 人口は減る一方、車の保有台数をみても今の若者の車離れを考えればそろそろピークを迎え急落へ。
そういう状況で莫大な立ち退き料と工事費をかけ、それにも増す、
庶民に犠牲を強いて何の為の拡張工事なのか。
素人目線の範疇ですが怒り心頭です。

道幅を広くして車の流れをスムーズにするという発想ではなく、
車を少なくして今の道幅でもスムーズに流す知恵を絞るべきではないでしょうか。

近代的な建物ばかりが建ち並ぶ未来より風情、状緒を大切にする未来が好きである。



2016.3.31
COLUMN_Tiger

3月30日大安

たくさんのお祝いのお花とお言葉を頂きました。
皆さん、本当にありがとうございました。

皆さんのご期待にお応えできますよう
ファクトリーブランド直営店の可能性を探求し
夢を広げて行きたいと思います。
ズームガーデンのしだれ桜もオープン日に合わせるかのように
30日満開の花を咲かせました。



2016.2.29
COLUMN_Tiger

ジャネーの法則

最近、とにかく時が経つのが早い
つい何日か前に年が明け、「今年も宜しくお願いします。」 と挨拶を交わしていたかと思いきや、2月も今日で終わり。


私の周りでも「一年が早くて、早くて」と最近よく聞かれる言葉ですが、
この言葉を裏付けるれっきとした心理学の法則があるそうです。
”ジャネーの法則”という、かなり有名な説らしいですが、
「へえー、初耳」という方へ簡単に説明すると、
時間の心理的長さは年齢に反比例するということらしいです。
例えると、わたくし現在65才ですが私の一年の長さは65年分の1年に相当し、
5才の子供の1年の長さは5年分の1年に相当すると解明されています。
かなり差がありますね。
では何故、5歳の子供の1年がこんなに長く感じるかとゆうと、
感性豊かな子どもの頃は、見るもの、聞くもの、やること成すこと、すべての経験や出来事が新鮮、
この新鮮な経験が多いほど時間の経過が長く感じられ、それに引き替え65才にもなると
「経験」によって処理できることが多くなり、その分新鮮さや、感動が少なくなり、
その出来事の数が少なくなる分、時間が早く過ぎるように感じるからだという。

経験で処理できることが、いかに素晴らしく、誇らしいことか、12月のコラムで力説したばかりなのに、
経験で処理できることが多くなればなるほど新鮮さや感動を奪い、
時間を短く感じていたとは・・・皮肉ですね。

教訓
○経験で処理できた分、浮いた時間を感動、感激、刺激にあてる。
○子どものような好奇心を常に持ち、チャレンジ心を忘れない。

少しは、加速する時間の感じ方を遅く感じることが出来るかもしれない。



2016.1.30
COLUMN_Tiger

HAPPY HALLOWEEN !!!

「一年間、ありがとうございました」

今年もいろいろな出来事がありました。

嬉しかったこと
悲しかったこと
怒ったこと
理不尽だったこと

いつもの一年のはずですが、
過ぎてしまえば「あっ」という間の一年。
また一つ年を重ねてしまいます。

一年間を振り返り、
今後悔していることがひとつあります。
弊社の年始に発表する年間目標です。
今年の目標はスピード
それもさらなるスピード強化を計って
二年連続の目標です。

まだまだ皆のスピードに互角に戦えると
思っていました。
運動能力よりも、特に思考回路の減速に
愕然とする今日この頃です。
目標設定に自分の歳を考えていませんでした!

しかーし!
世のシニア組の諸君、スピードがおちても
我々には経験と知識と熟練の技というのが
あるではありませんか!
スピードの追及は引き続き若者にしてもらい、
我々ベテラン組は経験と技で勝負です。
自分を含めてベテランと呼ばれる人にエールを送りたい。
「気後れすることはない、胸を張って来年も頑張ろう!」

来年の年間目標のキーワードは
技術・精度・正確そしてゆとりになりそうです。

改めまして、
このコラムを読んでくださっている皆さん、
今年一年本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
来年もいろんなことが待ち受けていると思います。
しっかりと地に足をつけ、健康で充実した年になられますようお祈り申し上げます。
良い年をお迎えください。



2015.12.28
COLUMN_Tiger

HAPPY HALLOWEEN !!!

「アートに一年」

新しい年がスタートしました
今年もよろしくお願いします。

 毎年、新年を迎えると今年こそは仕事一辺倒ではなく
心身共に、もっとゆとりある生活をしようと目標を掲げるのですが、
 ほとんど三日坊主、すぐにまた仕事漬けの日々に戻ってしまいます。
「会社が書斎化している」と言われる程、会社にいる時間が長いのですが、
 今年からはONとOFFのメリハリをつけ、頭と体に栄養を与えることを、
 真剣に実行したいと思います。
 その目標のひとつとして、月に一度は美術館に出向き、
 アートに触れることを自分に課しました。

 今年最初のアートは、恒例になっている正月明けの書道展からです。
「字はアートだ」という自論を持っているのですが、まさしくアートです。
奇妙の「妙」という字らしいですが、不思議ですね。
「風」今までに体験したことのない風です。
「目」瞳孔まで表現されていて、まさにアートです。
この書道展で見た私の好きな書のひとつです。
超大作です。

ざっと見ても3?4時間、じっくり見ると一日はかかってしまう書道展です。

「お疲れさまです。」
百歳を越えて出品、その意欲に敬意を表します。」と主催者からのコメントがありました。
 私も十年前くらいに一度書道を習ったことがあったのですが、
 仕事の忙しさにやむなく断念しました。
 書はいくつになっても出来ること。
 いつかまた向き合えることを目標に、今は只、書道展廻りを楽しみたいと思います。

 つづいて「DOMANI」明日展
 文化庁が若手芸術家の支援を目標に、
「海外研修制度」により研修を終えた作家で構成された展覧会です。

 若手、研修といったワードから受ける未完成の部分は微塵もなく、
 完成度の高さ、想像力の豊かさに驚かされる作品ばかりです。
「tree man」体中を被うブツブツは磁石に逆立つ砂鉄だそうです。

使われている素材は、粉砕されたガラス片、陶器片、割れた植木鉢、
貝殻等を使っているそうです。
豊かな表情が今にも動き出しそうでした。

壁一面に配された巨大な作品は圧巻でした。
この作品がどの様な手法で作られているのか、
素人の私には想像すら難しいものでしたが、
古代的なモチーフと風化した色合いが素晴らしく、
ICHORAの得意とする異素材による
パッチワークアイテムの想像を広げてくれました
まだまだ紹介したい作品はたくさんあるのですが、今回はこの辺で。

冒頭、触れたように今年は仕事一辺倒の生活ではなく、
何事にも好奇心を持ち、頭に刺激と栄養を与え続ける、
これをモットーに、アートな一年間にしたいと思います。



2015.11.30
COLUMN_Tiger

HAPPY HALLOWEEN !!!

「残りひと月」

11月も今日で終り。
今年も残すところひと月となりました。
フルマラソンに例えるならば、一番キツイとされてる38k地点くらいでしょうか、
息が上がってきました、もうへとへとですね。
でもゴールテープはきりたい。
どんなに足が痛くても、歩いてでもゴールしないと。
だからもうひと月頑張りましょう。
そしたらまた新しい年です。

なにもかも、一度リセットしてやり直せるじゃないですか。
今年うまくいった人も、今一だった人も。



 
2015.10.31
COLUMN_Tiger

HAPPY HALLOWEEN !!!

ということで
ハリーポッター ホグワーツ魔法魔術学校の校長先生、
アルバス・ダンブルドアになってみました!

ヤバイですか…(笑)



 
2015.9.30
COLUMN_Tiger

同質化より一点物

3か月前、
工場近くに広がる秋田の田んぼは
青々とした新緑の苗で埋め尽くされていましたが、
今月の出張で見る田んぼはその色を黄金色に変えていました。
今年も豊作のようで、もうすぐ稲刈りが始まります。

中小企業の人手不足がますます深刻化されていますが、弊社も例外ではありません。
そんな中、嬉しいことに出張滞在中の1週間のうちに2名もの新入社員が入社しました。
1名は31歳女性、1名は63歳男性。
それぞれ裁断部と生産部に配属されました。
2名共、繊維関係の職場は未経験ですが貴重な人材確保です。
あとは、いかにこの仕事を好きになってもらうかです。
服づくりの魅力をいかに彼らに伝えられるかにかかっています。
先輩達、頼みますよ!

ファッションの同質化が進む一方、
「手作り感」「ビンテージ」「一点物」という言葉をキーワードに、
より個性的なファッションを求める流れが高まりつつあるという。
これは単なる一時的な流行ではなく世の中なんでもオートメ、ハイテク化され、
同質化される対極にあるものだから、今後増々この流れは大きくなるであろう。
個人的に大好きな流れであり、大歓迎である。

弊社もこうありたい。
小さいけれど「一点物」の会社にしたい。
似たり寄ったりの会社で、どこで働いても同じという会社ではなく、
「ズームで働くことに意味がある」そう言れるような会社になりたい。

今の人手不足の現状を考えると、ひとり言のような話ですが、
目標を掲げ、夢を持って進みたい。



 
2015.8.31
COLUMN_Tiger

1980年9月1日

9月1日
明日、ズームは創立35周年を迎える。
決して順風満帆な道のりではなかったが、なんとか今がある。
今の思いを記しておこう。

ズームという名前は「拡大」「急上昇」「非常に速く進む」という、
いかにも商売繁盛につながりそうな意味合いから、それにあやかりたいとつけた社名です。
しかし、その歩みは急上昇どころか牛歩に近く、
一歩進んでは二歩さがるという歩みでした。

小学生時代より服に興味があったため、当然のように服飾の専門学校に進みました。
当時の男性ファッションといえばJUNといVANくらいしか存在しない時代で、
個性的であることをモットーとしていた私達は、
級友と競うように自分の着る服づくりを楽しみました。
デザインのインスピレーションは70年代のロックスター ”デビッド・ボウイ”でした。
頭をスキンヘッドにし、まゆげを剃り落し、上下花柄パンツにブラウスといういでたちで、
通学路の小学生に変態呼ばわりされながら、毎日三鷹駅に向かいました。
今、振り返ると一番自由で楽しい毎日を過ごしていたように思う。

卒業後は一端のデザイナー気取りで企画の仕事に就くも、自分の未熟さを思い知らされ、
スキルアップの為、勉強と経験を積む7年間を過ごす。

30才を前にして好意にして頂いていた縫製会社の全面的な協力のおかげで、
ズームの前身となる企画と縫製をサポートする仕事を始動させる。
資金ゼロ、あったのは私の熱意と誠意だけで、

私を信用して下さり全面的な協力を申し出てくださった あの会社がなければ、今のズームはなかったかもしれません。
感謝の気持ちで一杯です。
こうして、一年後にズームとして本格的にスタート。
35年前の9月1日につながるわけです。

創業して5年後にバブル期を迎え、
その好景気に便乗し、急成長していく同業者を羨ましく思いながらも
どう便乗していいのかわからず、相変わらずのマイペースを通すズーム。

長くは続かなかったバブルは6年後には崩壊、不況時代到来となりました。
相次ぐ得意先の倒産はズームを直撃し、生き残りをかけた戦いに必死でした。
そんな山あり谷ありの35年が過ぎ、現在進行形の今があるのです。

35年間を振り返り、一番に思うことは、
今日までズームを、私を、支えてくれたのは「人」であるということ。
家族、友人は元より、目的を共に働く社員、得意先、仕入れ先、外注先、全て人と人のつながりです。
人に恵まれ、今のズームがあることを忘れてはいけない。
そしてこれからも、人と人のつながりを大切に
「誠実であること」を会社の土壌に、未来を切り開いていきたい。



 
2015.7.30
COLUMN_Tiger

新国立競技場 建設騒動に喝!

年甲斐もなく絶叫と共に大はしゃぎして喜んだ、
2020年東京オリンピック開催決定の瞬間でした。
当時の支持率が7割を優に越していたと思うので、日本国民の7割以上の人が開催決定を私と
同じように喜んだことと思います。

それは、直前に襲った東日本大震災の深い悲しみと進まない復興への焦燥感。
頑張っても、頑張っても浮上できない日本経済への苛立ちから、ほんの少しかもしれないが
東京オリンピック招致は夢と希望でワクワクするような出来事だったように思う。

あれから2年、
昨今、新国立競技場にまつわるゴタゴタ騒ぎはその期待と希望に水をさす
不愉快極まりないお粗末な話である。

理由とされているいくつかの問題点も「何をいまさら」の一言である。
審査委員長である某有名建築家にいたっては、「私の仕事はデザインを選ぶまでだけ」
と会見で発言してしまう始末で、なんとも無責任な話ではないか。
あの会見を見ていた人は誰しも「選ぶだけなら私でもできる」と思ったことでしょう。

天と地ほどの差はあるが、我々民間の中小企業でこんなことが許されるでしょうか。
「原料の高騰と人手不足による人件費増で先日の見積もりが倍になります」となりますか。
「バカヤロー!」ですよね。
取引停止がいいところでしょう。

いくら憤慨したところではじまらない。
このゴタゴタの全責任は国家プロジェクトの監督である国にあるのだから、国民に対して
誠実な対応と最善の結果を求めたい。
また、建設費の高騰イコール、高くなりすぎたデザインが悪いという国民感情に大方なって
いるが、そうではない。
建築家の彼女も被害者の一人であると私は思う。
悪いのは「世界を驚かせる」だけのデザインを、
時間がないという理由で、多数決で短絡的に決めた日本側です。

この成り行きは日本国内は元より世界中が注視している。
5年後、世界中から集まる人々の前で自信を持って
「Welcome To Japan」と言えるような結末であってほしいと切に願う。
そしてもう一度、国民一人一人がオリンピック開催を楽しみに待てるよう
夢を与えて貰いたい。



 
2015.6.30
COLUMN_Tiger

「東北国宝を訪ねて」

秋田工場が出来て22年。
その間、車での秋田出張は3回くらいしかありません。
それもまだまだ無理のきいた若かりし頃のこと、
往復1500Kmはちょっと覚悟のいる距離です。

6月の秋田出張、
車で行ける機会は多分この先ないであろうということで、
久々に車で行ってきました。
ゴールは秋田なのですが、東北にある国宝を訪ねながらの旅にしようということになり、
何とも贅沢なオプション付き出張になりました。
同行するのは弊社常務であり、私の妻。2人の珍道中ということになりました。

日本全国で国宝建造物がいくつくらいあると思いますか。

216あるそうなんですが、そのうち東北にはわずか5つしかないんです。
出張がメインの立ち寄りなので、5つというのは
時間的に丁度良いといえば丁度良いのですが、
面積が日本全国の3割を占める東北地方に216分の5とは少々寂しい。
しかも秋田県はゼロというのもさらに寂しい限りです。

まず最初の立ち寄り地は福島県いわき市です。
願成寺の白水阿弥陀堂。
1160年平安時代(今から855年前の建造物)

※詳しい概要や知りたい情報はネットですべて見れるので今回は全て省略です。

前日降った雨で、まさに水を打ったような庭園が綺麗で、
阿弥陀堂に吸い込まれるようでした。

次の立ち寄り地は、宮城県仙台市。約160kmの移動です。
5つの国宝のうち唯一神社です。

大崎八幡神社
1607年桃山時代(今から408年前の建造物)
伊達正宗建造です。
大変おしゃれな人だったらしく、このきらびやかな建造物に人となりが表れていますよね。

3つ目の国宝は、同じく宮城県で日本三景のひとつ松島にある瑞巌寺。

瑞巌寺
1609年、平安時代(今から406年前の建造物)
このきらびやかな装飾。
そうです、これも伊達正宗なんです。

さらに北上、約200kmを移動して岩手県へ。
4つ目の国宝は岩手県平泉町にある中尊寺。
1124年平安時代(今から891年前の建造物)

金色堂までの800mの参道。(月見坂)
両脇の樹齢300年以上という大木杉も圧巻です。

中尊寺本堂から偶然見えた、飛行機雲になぜか手を合わせてしまった。
金色堂は、国宝第一号で2011年6月に世界遺産にも登録されました。
写真は覆堂で、中に金色堂が入っているのですが、写真撮影はNGでした。
金色堂は素晴らしいの一言で堂全体が美術工芸品を見ているようです。

1週間後、秋田出張も無事終え、
帰路最後の国宝を訪ねて山形に向かいました。
5つ目の国宝は山形県羽黒山の五重塔。
938年(今から1077年前、平将門創建と伝えられるが定かではないらしい)

樹齢300?600年の老杉の生い茂る中に溶け込むように立つ。
様式は純和様で、彩色を施されない素木の塔、凄い。

山頂に至る2kmの参道は、2446段の石段で出来ており、
想像以上のしんどさに何度上るのをあきらめかけたことか・・・・。

なんとか山頂にたどり着き、三神合祭殿(上)と東照社(下)で感謝の合掌。

登る以上に下山も大変でした。
ヒザにきてしまい1段降りるのが本当に辛かったです。
この杖がなかったら、
きっと途中で動けなくなっていたことでしょう。

日ごろの運動不足を戒めるため、
片づけることなく我が家の玄関に納めました。

東北の国宝を巡りながらの6月出張も無事すみました。

老人二人の思い付きで会社の皆には多大な心配を掛けることになってしまいましたが
、 いい思い出になりました。感謝です。
普段、無神、無宗教で通している私にとっては、何年分もの合掌ができた旅でした。

今はインターネットの普及で日本全国にある残り211の国宝も瞬時に見れる時代です。
でも実際に何百年、何千年という歴史の前に立つときの空気や匂い、
身震いや鳥肌が立つ思いは感じることのできないこと。
残り211、これからあといくつ見ることが出来るかわかりませんが、
この目で見て歩きたいと思います。



 
2015.5.30
COLUMN_Tiger

完成しました

コンセプトはグリーンセレクトショップ。(オーナーの感性と好みだけ)
ズームビル屋上に8年がかりで好きな植木鉢をNON GENREで集めていたら、
こんなガーデンが出来ました。

ざっと数えて250鉢、180種類の植物たちです。
右コーナーは原産国がまちまちの多国籍群。
圧倒的に葉っぱ系の多い中でランの花が今年もたくさん花をつけました。
すずらんの木、オリーブ、グリーンハート、小海老草、針金のようなワイヤースター。
アフリカ原産の熱帯果樹グーズベリーフルーツ。
かんきつ類が好きなので、サイパンレモン、金柑、ゆず。
それに、食したみかんのあまりのおいしさに、おもわず種を土の中へ。
そしたら芽が出た“おいしいみかんの木”などなど。
我がガーデニングの左角にどーんと鎮座まします

この庭の主はこのとっくりラン。
ホームセンターで20cm足らずの小さな鉢植えから育てて40年。
わたしの人生の3分の2を彼女と過ごしています。
(とっくりランは別名ポニーテールと
呼ばれているので、この子は女の子。
そう勝手に思いこんでいるのですが)

一時期、とっくりの部分が陥没するという
アクシデントにみまわれ心配しましたが、
今は完全復活。

名実とともに、ズームのシンボルツリーとして
一番上(屋上)から見下ろしているわけです。
右コーナーの多国籍群に対して左コーナーのイメージは和風庭園。
しだれ梅、しだれ桜、しだれもみじ、土佐ミズキ、黒ラウバイ、夏ロウバイ、南天、
一才藤、紫陽花、紫式部、風知草など、漢字名の草樹がならびます。

中でもフォルムの美しさから
私のお気に入りを2つ、御紹介しましょう。

ひとつはこの大王松。
一本のごつごつとした幹から先端で
2つに分かれ、放射線状に垂れ下がるフォルムが実に美しい。

松は縁起物なので1年に1回、屋上から1階玄関に移され、
正月の豪華なお飾りに一役買うことになります。

もう一つはこの富士の糸しだれ。

この品種はしだれ桜の中でも
最も垂直に枝垂れる品種と言われ、
枝ぶりが滝のように美しく繊細です。
一筆書きのようなフォルムが実にいい。

今は花も散って葉桜ですが来年まで待てないという方へ
今年4月の桜をちょっとお見せしましょう。

どうです
きれいでしょう!

最後のコーナーがハーブ園。

ローズマリー、パセリ、
イタリアンパセリ、バジル、
シソ、コリアンダー、
アップルミント、
レモンミント。

いずれも
実用的なハーブのみで
私の好きなパスタにサラダと
大活躍してくれています。

ズームガーデン、イメージしていただけたでしょうか。
わずか10坪たらずの屋上ガーデンですが、アイディアに詰まった時、
ちょっと気分転換したい時のお気に入りの空間です。

どうぞ皆さんもズームガーデンへ一服しに来てください。
パラソルの下、レモンミントの葉を浮かべてお茶しませんか、
それともパスタにビールですか!

植物と暮らす私の将来の夢にもうひとつ付け加えるとすれば、
いまここにいる鉢植えの植物すべてを大地に帰すことです。
今、私を楽しませてくれてる、せめてもの恩返しのつもりで。



 
2015.4.20
COLUMN_Tiger

秋田工場にて

今週は二ヶ月ぶりの秋田出張で工場に居ます。
前回はまだ酷寒の2月、大雪の中だったのですが、
もうすっかり雪も解け、春の陽ざしです。
東京に続き、東北の桜も見れるかなと期待しての秋田入りでしたが、
2週間ほど花見には早かったようです。残念。

さて、「物づくりは現場から」とよく言われることですが
工場に来ると、大小様々な問題発生に対処、解決していくことに追われます。

最近、特に MADE IN JAPAN が取り沙汰され、日本製品の素晴らしさが
国内外に認知されています。
私が思うにこの品質の良さは、ひとえに日本人の多くの人が持つDNA、
真面目さと勤勉さの産物ではないかということ。
徹底した品質管理、合格点のハードルの高さから生まれるものだと思います。
最近は海外物と称される生地も多数投入されます。
その中には「よく、こんな生地が出荷されたな!」という粗悪な生地も少なくありません。
このような生地で作られた製品が『いい物』であるわけがありません。

弊社の縫製部には30項目以上になる「縫製チェックシート」があり、
Tシャツ1枚にも必ず付いて回ります。
縫製前、縫製中、縫製後と各パートごとにチェックされ
そのチェックをパスしたものだけがさらに検品に移されます。
こうして製品は出荷される訳ですが、残念なことに得意先からの返品率はゼロではありません。
不良品ゼロを目指して、日本製品の素晴らしさに恥じないような物づくりを
引き続き心がけていきたいと思います。

余談ですが 以前、得意先様から、納品の際の箱詰に対して
「箱を開けた瞬間、” 売れる! ” という空気が入っている」という
生産者にとってこれほど嬉しいことはない、お褒めの言葉を頂いたことがあります。
この言葉が物づくりへのモチベーションになっており、
ズームのDNAとして受け継がれていくことを切に願う秋田出張でした。

追伸
私が秋田入りしたのは日曜日だったのですが、
この日は私の誕生日。
誰もいない暗い工場の電気をつけたら・・・
私の机の上に工場の皆から、ご覧の誕生日のプレゼント。
サプライズにびっくりしながら
一人でショートケーキを頂きました。
ありがとう。



 
2015.3.20
COLUMN_Tiger

サプール

流行に敏感でいること
世の中の話題にずれないこと
好奇心を旺盛に保つことを日々心がけています。

ということで今話題の本、お笑い界の小説家又吉直樹(ピース)の処女作「火花」を読んでみました。

最近は執筆活動が忙しいせいか、あまりテレビで見かけることがないのですが、
以前よくテレビで見ていた彼は、漫才のボケという設定もあってか
ただボーっと突っ立って、一言二言ボソッとしゃべるだけの人という印象しかありません。
この本を読みながらも浮かんでくる彼の顔と、この小説を書いた作家とが同一人物であるということが
信じがたい、結びつかないまま、読み終えました。
漫才で見る彼は、いかにもスローで頭悪そーな役柄を演じていますが、ペンを持つと
どうしてあんなに難しい言葉を使い表現ができるのでしょう。
すごい才能だと思います。出来そうもない人が実はすごい才能だと思います。
出来そうもない人が実はすごい才能の持ち主。
まるっきり違ったジャンルで活躍する才能。

私の大好きなパターンです。

このギャップがいい、理想です。

日本のことわざで「好きこそ物の上手なれ」と言う言葉があります。
才能の究極はシンプルに好きなことであるか、ないかだと思います。
好きだからこそ長く続けることができる。
好きだから長く続ける努力もできる。
だから、才能は好きなことの中にしか存在しないと言っても過言ではないと思います。
作家又吉君も小学生の時から無類の本好きになり、通読2000冊以上と言われています。
好きで読んでいた本で才能を開花させた一人といえるでしょう。
でも、才能にも大小があり個人差があることも認めなくてはならない。
世界的に通用する才能から、自分だけで満足できる才能があるということを。

私も好きで洋服の世界に入って40年以上になります。
才能が有ると思ったことはないのですが好きだから続いているというのが正直のところです。
「続ける才能」はあるということですかね。

最後に小説家、又吉直樹の次回作も読んでみたくなるような「火花」でした。
人気者の一発で終わることなく芸人と小説家という二足のわらじを履きこなして活躍してほしい。



 
2015.2.20
COLUMN_Tiger

サプール

すでにNHK「地球イチバン」で放送され、
何回か再放送もされているので
ご存知の方も多数おられることでしょう。

そう、政情不安定で世界最貧国のひとつ
コンゴ共和国の世界一、服にこだわる集団のことです。

服を職業とする者として、衝撃的でした。
ただ、ただ立ちつくし、唖然と見入ってしまいました。

彼らのほとんどが金持ちではなく
平均月収3万円の普通に働く人々であり、
日常生活は決して楽ではないと言えます。
そのわずかな収入の50%から60%を洋服にかけるのです。
「嘘ーーーーーぉ!?」 ですよね。
(ちなみに日本人は3%から4%らしいですよ。)

そして週に一度、スーツを着飾って歩くのです。
まさに、一張羅の世界です。
ポケットチーフから靴下にいたるまで、
コーディネイトにかかる時間は3時間。
みんな自分のスタイルを貫いていて、
誰一人同じスタイルがいない。

実に個性的で カッコいい。
自己主張が半端ない。

ただ歩くだけでなく、ステップを踏んだり、
高級ブランドであることをアピールしたり、
立ってポーズをとる姿はまさにエンターテイメント。

彼らが歩くと家中のひとが出てきて、
褒め称え感性をあげ盛り上げます。

彼らは憧れの的であり、ヒーローなのです。

ファッションは着飾る本人だけでなく、周りの人たちを楽しませ、
幸せにしてくれる力を
持っているんだなと、再確認させられました。

今、この真逆にあるのが日本のようで仕方ない。

若者は洋服に興味を持たない。
横並び尊重の没個性。
目立つ行動も恰好もしたくない。

先日、成人式に向かう若者たちに出くわしました。
会場近くを歩いていたので100人以上は見かけましたが
私にはその100人の違いがわかりません。

みな一様に振り袖、髪飾り、白いショールのワンパック姿でした。
もっとひどいのがリクルートウェアーですね。
男女共、みんな同じ容姿で白黒コピーを見ているようです。
大事な就職先が決まる面接にどうして
「自分」を見てもらう努力をしないのでしょう。

今の無難さが企業側の好みだとしたら、国際化の進む
世界に日本は勝てないと思う。

もっと個性的になろう
もっとファッションを楽しもう
もっとファッションで自己主張しよう
ファッションにはそれだけの力があるはず。

普通が嫌いなTiger



 
2015.1.10
COLUMN_Tiger

コラム三回目

新年あけましておめでとうございます

根っからの植物大好き人間の私は
ほとんどの植物が休眠中の日本を抜けだし
一年中いきいきと育ち続ける植物を求めて、
お正月、ハワイに行ってきました・・・・・・嘘です、すみません

実は東京都江東区にある 夢の島熱帯植物館でした。
別名「TOKYOジャングル夢の島」といいます。

初詣ならぬ、初植物浴でした。
ネーミングがいいでしょう

「夢の島」

実は50年以上も前に私たち都民から出るゴミを
埋め立てて出来た島なのです

公共施設というと、お堅い名前が多いですが
半世紀も前にゴミの山を夢の島と名付けたあたりは
今よりずっとロマンがあったんでしょうね

私の夢は
いつか仕事から解放され
のんびりと暮らせる時が来た時には
一年中 一日中

日本の四季を感じることのできる草樹と共に暮らし
滝が流れる巨大な温室で
青々とした植物たちと一緒に暮らすことです。

あきらめないかぎり夢はきっとかなうといいます。
その言葉を信じて、夢はでっかく持ちましょう。

植物大好きという方
是非一度
TOKYOジャングル 夢の島へ
お出かけ下さい

tiger

夢の島熱帯植物館

東京都江東区夢の島3-2
03-3522-0281
http://www.yumenoshima.jp/



 
2014.12.1

コラム2回目

弊社がオリジナルに力を入れるもうひとつの理由

私が以前、ZOOMのブログに「このままでは国内の縫製業が危ない」と載せてから6年が経ちました。
この間、減少傾向に歯止めがきかず、この10年で事業所数で55%減
従業員数で51.5%減と半数以下になったというデータが出ています。

工場がある秋田県も例外ではありません。
秋田県は小規模事業所が多く、下請けが主で、発注先の動向に左右され易い環境にあります。
やはり、この10年間で事業所数、従業員数共に半減しているようです。

国は「ものづくり日本」「made in japan」を声高に、国内外にアピールしていますが
その「ものづくり」を支えている職人たちがいなくなっているのです
次に繋がる若い世代がやりたがらないのです。

日本は豊かになりました

仕事のない時代ではない

今の時代に合った、魅力ある仕事、やってみたい仕事に早くしなければ
近い未来、国内縫製事業者はゼロになるであろう。

ファッション産業らしい職場関係の中で、技術者(職人)としての誇りを持ち
その技術に見合った賃金が支払われる。
そして、何より物を作る楽しさ、喜び、やりがいを感じながら出来る仕事。

そんな魅力ある縫製業にしたい。

その為のICHORA(ZOOMオリジナル)です。

弊社一社だけで変えられるわけではありませんが
縫製業の未来に微力を尽くしたいと思っています。



 
2014.10.20

コラム1回目

初めまして、まずは自己紹介から
現在、寅年生まれの64歳
株式会社ズームの代表
趣味は洋服と植物、バカが付くほど好きです。

本日よりスタートのこのコラムでは、私の名前を干支にちなんで
「Tiger」と名付ける事にしました。
弱々しい寅ですが、どうぞ宜しくお願いします。

ズーム発のオリジナルをやる事が、ずーっと夢であり目標でした。
その目標の一歩をようやくスタートする事が出来ました。

洋服の仕事に携わって40年、今まで、OEMとして沢山の
アパレル・デザイナーブランドのお手伝いをさせて頂きました。
それなりに実績と評価を頂き、10年、20年とお付合いをさせて頂いているお得意様もいます。

OEMの仕事は、決められた仕様、納期、単価でいかに完璧に商品を完成させるかが
最も重要な仕事内容であり、管理能力が問われる、どちらかというと”受け”の仕事です。

それが、このICHORAでは自ら”発信”出来るのです。

自分たちの好きな服を、自分たちの着たい服を自ら発信する
実に魅力的な仕事ではないか

売れる事が前提の物づくりではなく、少し手間はかかるけれど
ファクトリーブランドの強みを活かし、「一張羅」の名に託した心を忘れず
カッコよくて、ワクワク、ドキドキするような洋服作りを信条として進んで行きたい。

初回という事もあって、少し硬くなってしまいましたが、今後はもっと砕けた内容で
洋服同様、楽しんで頂けるコラムにしたいと思います。